ありがとう、ららマジ。

ららマジ。ほにゃららMAGIC

私の人生の最善の分岐点。私を愚者から賢者へ昇華させた無二のコンテンツ。

それが6月3日15時に終わる。即ち、私の人生が終焉すると言ってもいい。私はこのコンテンツに人生を救われ、それ以降の命と金を捧げてきた。それ程までに私を魅了した救世主(メシア)であった。

ここからは思い出と共に私の気持ちを語る。時間のある方は読んで頂けるとありがたい。

 

あの日、ららマジにであった。友人のスマホを覗き込んで「なんのゲーム?」そう尋ねた瞬間に私の人生は変わった。すぐさまタイトルを教えてもらい当月の通信制限覚悟で直ぐにダウンロードした。スタミナのない横スクロールはレトロとニュワーが交わった革新的な面白さがあった。

そして私は部員一覧で三嶋蒼というキャラクターを見つけてしまった。若く愚かな私には刺激的すぎた。白衣に青い髪、そしてロックな帽子。一目惚れして蒼先輩は人生で一番の大好きなキャラクターになった。


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こんな感じで蒼先輩の帽子を自作したりした。本当に大好きで俗に言うガチ恋だったのかもしれない。今でもそれは変わらない。最大の敬意と敬愛を。

蒼先輩の☆5がリリースされればいくらでも貢いだ。蒼・ザ・ダークサイドは最高にかっこよかった。誕生日カードはもちろん二つとも持ってる。三嶋蒼ドレスコレクターズランキングイベントも一時は2位まで登りつめた。あとは残る二枚をコンプリートするのみ。

私がやったのは2年半くらいだったが、リアルイベントにも参加したし、ポップアップストアにも行った。最高に充実していたと思う。特にうまフェスで声優さん五人のトークイベントが最高だった。長縄さんの描いたうまべぇが好きだった。武士みたいな馬が書かれてて。蒼先輩がロケハンイベで実装されて。書き下ろしシナリオが朗読されて。あれほどの経験はもうないのかも。

ゲーム内イベントはすごい勢いで入れ替わって、私は死ぬ気で走り回った。それが幸せだった。東奔西走しているのが楽しくて毎日寝ないで走り回っていた。

ストーリーも好きだった。美しく蒼きドナウは名作。あれのおかげで美しく青きドナウは私のテーマソングになったし、2001年宇宙の旅を見る機会になった。

本当にあらゆる面で素晴らしいゲームだった。ゲーム内外での展開も積極的で本当に楽しかった。楽しかった。ありがとう。しか言葉が見つからないのです。

これを読んでいる貴方がららマジをやったことがあるなら共にこう言いましょう。「ありがとう、本当にありがとう」と。そうでないならこれほど素晴らしいコンテンツが存在していた事を記憶に刻んでください。

ありがとう、ららマジ。永遠なれ。

そしていつか再会できると信じて、今はただ涙をこらえて笑顔で手を振り、見送ります。