ネプテューヌ二作完走
私はネプテューヌシリーズの内二作品を購入、プレイ、クリアした。
Re;birth1+とV2Rである。
褒めちぎって来たが、私はこの二つの作品どちらにも持っている不満をいまここで爆発させる。
ラスボスがつまらない
ラスボスとはゲームにおいて最後の敵であり、キツい戦いと熱い展開が合わさって最高に楽しい見せ場になるのだが、ショボイ。チャーシューメンのチャーシュー抜きみたいだ。
さて、色々なゲームのラスボスを思い出してみよう。
例えばMGSならどうだろう?メタルギアREXにかつての仲間だったグレイ・フォックスを殺され、スティンガーを使って破壊する。
MGS4では自分の身を危険に晒して世界を救い、因縁の敵と拳一つで殴り合い、勝利を収める。激アツだ。
LEFT ALIVEでは?戦場と化した街から脱出するため、各々自分の役割を果たし、最後の一人はサイボーグとして敵になったかつての仲間が乗るヴァンツァーと生身で戦う。これもいいね。
ペルソナ5はどうだ?理想の現実の中で苦しむことなく生きるか、辛い現実でも乗り越えて成長するか。主人公とラスボスの思いによる「正義と正義」のぶつかり合い。最高のストーリーだ。
…しかし、ネプテューヌは?
Re;birth1では明らかに雑魚の使い回しのラスボス。道中何度も出てくるボスと再戦、しかもそいつはマレフィセントのパクリ。(魔女が龍に変身するとかいう)
冷めてしまうよ。ペルソナ5もパクリボスいたけど、ラスボスではなかった。雑魚でパクるのはいいが、ボスでパクるな。
V2Rのラスボスの話。ダークメガミなるデカいボスが出てくるが、色が違う五体とストーリーを通して戦わされる。ラスボスもそれ。
かと思えば、真のラスボスはプレイアブルキャラのコンパチ。本物VSコンパチの長い戦い。同じ技の応酬。しかも硬いからなかなか死なない。
使い回しばっかりで萎える。強敵やその辺のボスに雑魚が使い回されるのはドラクエとかでもあったけど、ラスボスまでは使い回しじゃなかった。
ここまで言ったが、擁護できるところもある。Re;birth1はラスボスがショボいので超必殺で滅殺できる。ワンターンキルも狙える。だから苦痛が少ない。(擁護になっていない気がしないでもない)
V2Rに関しては後半のボス戦のBGMはめちゃくちゃかっこいい。『Absolute』は超神曲だと個人的に思っていて、作業リストに入れたほど。電子的な音楽で、旋律の一つ一つが非常にかっこいい。この曲は確かコンパチバトルでも使われてて、自分の中の偽物を殺してもう一度仲間に逢いに行くというストーリー的に激アツ展開なのだが、キャラクターの「絶対に勝って皆の元に帰る」という意志を曲で感じさせる。
ダークメガミも専用のバトルフィールドに移動して戦うのでボスとしてメリハリは着いている。
ここから第二部。
音楽について。
Re;birth1は雑魚戦しか覚えてないが悪くなかった。(ゲームに夢中になってbgm記憶にないって結構あるよね)
V2Rはボス戦bgmが総じて良い。
とまぁ、このようにゲームには良い音楽があるべきなのだ。読者の貴方がゲーマーなら好きなbgm挙げてくださいと言えば、一つや二つ浮かんでくるだろう。
例えば『全ての人の魂の戦い』、『Fallen hero』、『The stains of time』などだろうか。
こういった点で昨今のゲームは評価される。かつては遊べれば良作とも言えるくらい様々なゲームが横行したため、私的には音楽やシナリオよりもゲームプレイングそのものに力を入れて欲しいのだが、音楽は重要だと思う。
これにいい例がある。
伝説のクソゲー『Cheetah men2』がある。チーターマンは音楽がいいから面白がられたのかもしれない。しかし、Genesis版『Action52』のチーターマンは音楽がクソ化したので面白くない。(事実更にクソゲーになっている)
クソゲーも音楽が良ければ少しは評価されるように、良作は音楽が良ければより良くなる。
次回はゲームミュージックについてもっと語る。もし良ければ読者の貴方の好きなゲームミュージックをコメントしてくれると嬉しい。知っていれば取り上げられるかもしれないので。