化学の徒の異常な愛情 または私は如何にして心配するのをやめてららマジを愛するようになったか

ららマジもヒロイン大量というラノベ的性格を持っているのになぜ私は好きになったのか。

 

1.主人公がマトモ

これに尽きる。一人称は僕だし、口調は優しいし、目上の人には敬語を使えるし、ハーレムは否定するし。昨今の作品の中で最強にマトモな人間。

もしチューナーが一人称が俺で、生意気で、先輩に敬語使わないで、ハーレム作ろうとしてるラノベみたいな主人公だったらきっと今頃私はららマジに向けて「仲間ァ!?仲間なんてなァ…カスの集まりなんだよォォォ!!さぁ、仲間の目の前で一人一人死んでいけよ!!!」

(ホニャ)「もう正気じゃない、来るぞ!」

「死ねェェェェェェ!!!!」となってただろう。

 

2.キャラが魅力的

わかりやすいキャラは声優が良かったり、性格やビジュアルが一般受けするものが多い(菜々美、紗彩、凛先輩など)のだが。こんなの誰にウケるんだ、みたいな超爆マイナー向けキャラもいる(蒼先輩、萌、雪菜先輩)。これが素晴らしい。私はこのトラップに捕らえられた上に追い打ちまで食らった。

これは余談なのだが蒼先輩推しの人は大抵頭おかしい。私並みか、私以上がざらにいる。私みたいな思想型キチガイより言動型キチガイが多い。何なのですか?変わり者にはキチガイが集まると?

 

3.神がかったBGM

音楽だけで言うならららマジより上は沢山いる。MGSとかペルソナとかメガディメとか。しかしスマホゲーの中だけだったら間違いなく一番の音楽。ホーム画面の曲がマジ神。永遠に聞いていたい。

特にアンサンブルモードやOPで流れる『未来SYMPHONY!!』は神曲ニコニコ大百科の処刑用BGM一覧に乗ってる。アンサンブルモードは合法リンチ。

 

4.サイドスクロールバトル

スマホゲーらしいゲームだが、カウンターシステムが楽しすぎる。(カウンター中毒)基本的にゲームによってジャスト回避でカウンターだったり、ジャストガードでカウンターだったりするのだが、ららマジはどちらもokなのが素晴らしい。私的にはジャスト回避が好き。

ちなみに、ららマジのガードは画面長押しでバリアを展開する。攻撃が当たる瞬間に指を話すとジャストガードになる。スマブラSPよりも前にあるシステムなので桜井政博はチューナーだった可能性がある。(嘘)

 

5.ストーリー

面白いなぁ。それ以外言うことが…。相棒たるホニャが優秀すぎる。あと、魔法少女が受けたダメージはチューナーが肩代わりってのが良かった。戦いで傷つくのは男だけでいいからね。

美しく蒼きドナウは神ストーリー。この世にあるあらゆる物語の中で最も優れている。これは断言していい。

 

6.明るい世界観

「あの日」関連の話になると重くなったりダークになるが、それ以外は全体的にライト。カノホナピリカイはややキツかったがそれぐらいか。部員は心に「傷」を抱えている設定だが、ペルソナやメガテンみたいにエグすぎるトラウマなどでは無いので安心して読める。コンパイルみたいに登場人物がエグい目に会うことも無い。ないこともないが、耐えうるレベルのもの。(第2幕)

そうでなければ今頃私はライトフライヤースタジオに向かって「仲間ァ!?仲間なんてなァ…カスの集まりなんだよォォォ!!さぁ、仲間の目の前で一人一人死んでいけよ!!!」

社員「もう正気じゃない、来るぞ!」

「死ねェェェェェェ!!!!」となってただろう。

そうして人生を棒に振って街の片隅で楽器の破壊を繰り返していたかと。

 

7.キャラストーリー

めちゃくちゃ豊富。ドレス毎にストーリーがあるので集めたくなる。ホワイトデーや誕生日はキラーイベ。バレンタインで蒼先輩が実装された上にメインになった時は公共の場で発狂しました。あの時はご迷惑おかけしました。

いろいろストーリーあるのでやる気は途切れなかった。これは上手いやり方。

 

8.イベント

更新頻度がバカみたいに早い。めちゃくちゃ疲れるが飽きないし、やることいっぱいで楽しかった。頭おかしくなったみたいに周回していたのが昨日のよう。

狂人になりながら、周回していたあの頃は真の意味で私らしかった。ただ一つのものを盲信して何かを追いかけるために我武者羅に暴れ回る姿こそが本当の私だった。 

 

これ以上あるのだが特筆すべきはこれくらいか。つぎはららマジのここが惜しかったという所をあげていくのでよろしくお願いいたします。