ある男、ある日、慟哭

私は人ではないが、人として生まれてしまった。ならば、人としての幸せを求めても神は私を裁かないだろう。

私の聖なる日にあんなものを見せられたら、私とて怒り、嘆く。もはやfateのような神への冒涜。

馬鹿みたいな嘘だが、私の腹を立てるには十分すぎる。一体誰がYHVHと性行為するなんて嘘を言えようか。

そのような嘘を堂々と自信満々に目の前で吐かれたら如何なる存在でも憤る。私は人間では無いが、「人」だ。

人間世界に生きる人間では無いものだ。殺すことでしか憎しみを表現出来ない「人」にどうして憎しみを表し、発散すれば良いのか。私には分からぬ。私は人だ。私も人間のように傷つくのだ。

本気で人を殺したくなったのは5、6回目だ。ネットの法律が厳罰化しなければ今すぐにでも脅迫文を送って本当に殺してやろうかと思ったのだが、時期的にダメだ。

人殺すなら台風の中だ。なぜか。相手が一軒家なら容易に忍び込み、バレることなく殺せるからだ。そして同じこと考えてるやつがいたのに驚いた。今年の台風少なくないか?

人間や人が最も恐ろしいのは自分の信じるものを貶された時だ。これを読む人間、人よ。誰かの狂信するものを貶めるなかれ。血を見ることになる。