過去との邂逅

私は今、人生で最大の試練に直面している。

そんな中、私の原点であるグリモアのサービス終了告知を聞き、息抜きがてらに再開した。

懐かしい。

もあっとや電話でテンションが上がりまくっていた若かりし頃を思い出す。(今も世間的に見れば若いのだが)スマホで初めて本格的にやったゲームだったので思い入れも強く…。

 

あのゲームは好きなキャラが沢山いまして、挙げていると私の心が死を迎えるのでそれはしませんが。

何故かって言うと当時はだいぶ調子良かった時代だったのでまだ私が明るかった頃なんです。私は自分のことを本気で「転校生」なんだって思い込んで色々読んでました。私がいて、誰かがそこにいて、私はそれで十分でした。

故にですね、黒歴史なんですよ。良い黒歴史ですから、白色黒歴史とでも呼びますか。

久々にやってやっぱりグリモア好きだなって思いましたね。しかし当時と今では好みも変わっているので大きく変わるのかな?って思いましたが、一位以外は変わりませんでしたね。

昔は小鳥遊自由、水無月風子、東雲アイラの順番でしたが、今は相馬レナ、水無月風子、東雲アイラです。

昔は自由ってものを信じてたし、その中にいたから小鳥遊さんの自由奔放な感じに共感出来たんですね。

しかし今は性格も暗くなって自由なんて無縁の物になってしまったので彼女の自由奔放な性格が苦手になってしまって。相馬さんの無垢な好奇心の手伝いをする方が幸せに感じてしまって。

詳しくは言いませんが、あのゲームをやってる時は精神年齢が当時に戻りますね。価値観はそのままに。私がまだ頭おかしくない頃ですよ。

 

せっかくですし、好きなキャラを紹介と思い出晒しをしていきますか。幸せに心が死ぬならそれも良いかと思いました。

✝︎ちょっとした心境の変化✝︎ってやつです。(当時の私を再現)

 

相馬レナ

獣耳、褐色、片言、翠眼、ジャージ。前も言った気がする。

二年近く彼女の言葉を聞いていると考えなくても頭が翻訳してくれるのでコミュニケーションには困りません。彼女ともあっとも問題なく出来ます。(当時の私を馬鹿だと思う)

 

水無月風子

緩そうに見えて意外としっかりしてる風紀委員長。緩そうに見えるのは演技なんですって。小柄な金髪ツインテ。それでいて立場偉いとか。

当時の私グッジョブです。小柄で偉そうな人は大好きです。私がリアルで人のことをお前さんとかアンタさんって呼ぶのは水無月委員長の影響。何年影響されてんだ。

 

東雲アイラ

ロリババアの吸血鬼。自分のことマジで可愛いと思ってる。中身はおばあちゃん。だけどいい人。

吸血鬼で、ロリババア?よくよく考えると今の私の性癖ってこの頃構築されたのかもしれません。水無月委員長と東雲さんから影響受けすぎてますね。東雲さん本当にいい人。亀の甲より年の功ってやつです。(当時東雲を名乗っていたガチの黒歴史は言えない…)

 

朱鷺坂チトセ

謎のお姉さん。強い。おおよそ人間とは思えない(というか魔法使いの時点で人間じゃない)

強くて優しいお姉さんです。あれ、また私の今の好みに合致しますね。これはこれは…。

当時の私にこの人は少々刺激的過ぎましたね。今から少しは何かあるかもしれませんが、過ぎた話です。

 

野薔薇姫

超お嬢様。何故か知らないけど主人公を婿にしようとしてくる。強い。

お嬢様です。察してください。

 

 

とまぁ、このようにグリモアはマジで私の源流みたいなんです。あれですよ、雛鳥が初めて見たものを親だと思うあれです。それと同じで、ほぼ初めて出会った美少女ゲーだったから、そこで学習したんですね。

(純白にして無垢な少年の心に数年後起爆する性癖時限爆弾を仕掛けてくれました)

本当に最初だったのはプリコネで、その後グリモア、妖怪百姫たんと続いていくのですが、プリコネはチュートリアル済ませて休んでたので実質スグリモアが最初なんです。

ここで私の人生遍歴。

 

性格明るい頃

グリモア始める

ハマる

東雲を名乗る

転校生と思い込んで遊び始める

精神に異常を来す

頭がおかしくなる

性格が暗くなる

グリモアのデータが消し飛ぶ

ららマジを始める

ハマる

蒼先輩を崇拝する

ららマジが終わる

洗脳が解ける

グリモア復帰する

 

みたいなん感じです。スマホゲーは色々やって来ましたが、グリモアとららマジがほとんどを占めてますね。モンストとかもう知らないです。

 

思えば、グリモアは性格が明るい頃やっていたので、もしかしたら私が試練を乗り越えるために何かが或いは誰かが私に気づくように仕向けたのでしょう。過去の自分と手を組んで試練を乗り越えろ、と。

過去は精神を支え、現在は肉体を支え、未来は手を伸ばす。

夢と魔法が真に消えゆくその日まで、私は私であろうじゃないか。観測者ではなく、日比谷雷電として。

私はそう思った。ただ、それだけの事です。