日比谷と女装

どうも、バイセクシャルの日比谷です。

何年か前にLGBTが大きく取り上げられて、社会から差別を無くそう!とかニュースでやりまくってた時期がありました。当時は「差別する人がいるのか」くらいにしか考えてませんでしたが、今ではそちら側に回って分かります。

差別する人はいる。私は差別していないという人に限って心のどこかで軽蔑している。その身にならないと分からないものです。

さて、この世界には「異装」という行動があります。自分の性別と違う性別の装束を身に纏うこと。その内でも、私は女装をします。

時折こんな疑問を耳にします。「そんなに女装したいなら女になればいいのでは?」なるほど、確にそうすれば社会の目を気にすることなく女性の服を着られるでしょう。私もモノをすてて女性になることを考えていた時期もありました。ですが、私がしたいことはあくまでも女装。「女装を出来るのは男だけ」なのです。勿論、その逆も然りなのです。

私はただ趣味として女装をしたいですし、両性愛者として女装もしたいと思います。私は女装をすれば、女性の口調で喋ることもします。そしてそれを楽しんでいます。こうしている自分こそ、自分のあるべき姿だと信じています。

私の近親者はどちらかと言うと古い考え方の人が多くて、恐らく父や祖父母に話してしまえば平手打ち確定でしょう。頭を冷やせと説教されるでしょう。きっと彼等からすると私は異端者であり決して認められないのでしょう。しかし、それでも構いません。いくら否定された所でそれを変えることは出来ませんから。

 

ところで、ボク姫PROJECTというゲームが存在します。女装した主人公が女子校に潜入というもので、これだけ聞くとなんとなくラノベチックなノリだと思えますが、正直これはいいと思っています。

日本にはオタクと呼ばれる人種は多く存在しています。また、彼らの社会では女装や男の娘はホットな話題です。このゲームが彼らに渡れば少しでも社会全体に広げることが出来ましょう。

二年間ボク姫さんをフォローさせて頂いていますが、ボク姫さんの行動力は尊敬に値します。是非ともボク姫PROJECTが日本での女装差別撤廃の黎明の鐘となることを期待しています。

 

日比谷でした。