反レベル制度

私は色々ゲームをやっております。

昔は本当に色々やっていたのでレベル制のゲームが多かった気がします。戦って経験値を得て、強くなる。

私はこれがあまり好きでは無いのです。

理由は簡単。私はゲームはさっさとクリアしてトロフィー回収に奔るのです。ストーリーを見ないのもここから来ております。ゲームをやる理由はトロフィーです。トロフィーのためじゃなきゃ閃乱カグラネプテューヌも始めませんでしたよ。(男性向けゲームはトロフィーがヌルい)

つまり、いかに素早く初見でクリア出来るかが大事なのでレベル制にされるとレベル上げという作業を強要されるので、それが死ぬほど大っ嫌いなんです。ゲームプレイのテンポをそうやって落とすのは人類の敵です。

そのためRPGは何かの拍子でやることになったらEASYで敵を瞬殺できるようにしてレベル上げは極限までしないようにします。というかターン制バトルが害悪なんです。

 

ターン制というのは自分にも敵にも平等な行動権が与えられていて、互いに確実に攻撃できる。つまり、装備を強くしたり、レベルを上げたりしないと勝てないという事です。何らかの作業によって強くなる。これはクソです。

レベル制でないゲーム、LEFT ALIVE、討鬼伝、MGSみたいなのが好きです。CODEVEINみたいにレベルは存在するが技術でどうにかなるのも好きです。

私はゲームを遊びではなく、自分や開発者との真剣勝負又は、栄誉への試練と考えています。

基本的に一周目は開発者との勝負。死にゲーになると自分や開発者との勝負です。討鬼伝、MGSは開発者との勝負。LEFT ALIVE、CODEVEINは自分や開発者との勝負。

討鬼伝、MGSはその場その場で適したやり方があります。特定の装備を使うとかで攻略できるのです。開発者がある程度ヒントを示してくれているのでそれを見つけるのです。これが開発者との勝負。

LEFT ALIVE、CODEVEINは言い訳や有効な攻略法なんて効きません。攻略法は無くはないのですが、前者と違ってとても有効では無く、劇的な影響を与えないことがほとんどです。開発者が作った難しいステージに挑み、1デス前の自分を超える。これが自分や開発者との勝負。

そして見事勝負に勝ったらそこからが本当の戦い。そのゲームを極めるためにトロフィーを獲得する。Fallout4やMGSVのような大作をトロコンした時の達成感は半端じゃありません。誰かに褒められる訳じゃないけれど、自分の成長を強く感じることができます。

 

ゲームとはこうあるべきだと思います。確かに、ターン制バトルで頭を使って開発者と勝負するのも悪くは無いと思いますが、それは攻略サイトを見てしまえば簡単に攻略できます。攻略と同じように動かせば勝てるのですから。

しかしそうでないゲームは攻略を参考にして自分なりの動かし方で勝利を得る必要があるのです。完全に同じ動きなど出来ないので、古い自分を超えて技術を磨くしかないのです。これが本当に楽しい。難しくなればなるほどコントローラーから「カチャカチャ、カチカチ」とスティックやボタンの音が激しく聞こえてくるのです。状況を見て素早く操作する楽しさはターン制にはありません。

レベルはゲームの中だけの強さ。技術は他のゲームでも通用する本当の強さ。プレイング技術を身につけられるゲーム、ぜひ遊んでください。