私が綴る物語

今日は私の書く物語のお話を。

今まで色々な物語を書いてきました。スマホの小説作成アプリに大量に書き溜めてあります。

驚くべきことに私の処女作は「愛の為に戦を選んだ男」の物語です。ただ、誰に愛を捧げたかと言うとそれは男だったので、数年前の私から変わっていませんでした。(ヒロインが女なのが当時は相当に癪だったようです)

それから幾つか作品を跨ぐと女ヒロインが現れるようになります。ただ、私の物語は戦いモノばかりのため女ヒロインは出番が極めて少ないのです。(女に戦わせるなという考えがある為)そのせいでヒロインはフレーバー要素的なものになってしまうので面白くないんですよね。というか、そもそも恋愛描写が死ぬほど苦手なのでヒロインを作れなくなるのです。

戦いモノが多いので、凄惨な状況や映像にしたらB級スプラッターな状況になりそうな描写が多いのですが、そうすると女キャラが出せなくなります。そのため物語に華が無いので、今どきの読者には絶対ウケないのです。作風ですが。

 

作風と言えば、戦いと時空転移が多いです。「主人公が目的を果たすまで死んでも時間が巻きもどる」という『All You Need Is Kill』みたいな話だったり、「現実に進攻してきた魔物を排除するために魔界に行く」だったり、「平行世界に行って自分を殺す」だったり。あと話が非常に重い。主人公はほぼ確実に報われない。死ぬか、永遠に苦しむか、彷徨するか。そんなのばっかりです。

そんなものを書く中、主人公が哀れに思えてきたので現在書いているものは主人公が救われる終わり方にしようかと。で、どんなものかと言うと「世界の危機を主人公が未来から来た主人公と神と共に救う」というものです。ただどうしても何か暗いところがないと気が済まなくて「世界の危機は未来の主人公が引き起こしたもの」という設定があります。未来の主人公は現在の主人公の有り得たかもしれない擬史の存在なので本物の主人公は救われるわけです。

ヒロインには神になってもらいました。楽だろ。神なら無敵なのでどうにでも出来る。主人公なら幾ら酷めに合わせようと男だしいいけど、私はパワポケみたいにヒロインを酷い目に合わせられません。

 

と、このように私は毎夜毎夜駄文を製造しております。公開こそしませんが、だからこそ自由に思いついた話を大量に書くことが出来るのです。コロナで暇な今こそ、自分のアイデアや思いを簡単に書ける文章で爆発させてみては如何でしょうか。